こんにちは。なるねこです。
今回は私(基本情報無勉強の情報初学者)が行った、午後試験対策の進め方についてご紹介します。
勉強の進め方(勉強方法)
STEP①午後試験の選択分野決定
前回の記事(午後試験分野選択方法)を参照ください。
STEP②分野別に勉強をする。(勉強方法まとめのリンク)
勉強する分野を決めたら、1分野ごとに勉強を進めていきました。
一気に全分野勉強するのを繰り返す方法もあると思いますが、本試験に関して言えば、どの分野も内容が濃いので1分野ずつ集中して勉強し、しっかり定着させてしまった方が忘れにくいかなと思います。
1分野勉強したら、その分野の過去問を解く、終わったら別の分野を勉強する、その分野の過去問を解く・・・・といった流れで行うのがオススメです。
下のPICK UPに分野別の勉強方法(試験対策)をまとめていますので是非併せてご覧ください。
STEP③午後試験の過去問を解く。
分野別の勉強を1分野分おこなったら、過去問(午後)を解いていきます。
午後の過去問は応用情報技術者試験.comに掲載されています。
たくさん公開されておりますが、過去問は掲載されている分すべて解くのがオススメです。
午前試験対策では、問題の約4割が直近の過去問からそのまま出題されるので必要な10回分の過去問を解くだけでよいと書きましたが、
午後試験は過去問からそのまま出題される問題はありません。
過去問は、答案を覚えるためではなく、解き方の勉強をするために使います。
「重要なキーワードはこれだな」とか「問題文中のこの資料名は後から聞かれそうだからアンダーラインひいておこう」とか、そういった部分は分野ごとに特徴があるので、慣れてくると大分解きやすくなります。
たくさん解いた方が解くスピードも上がり、求められている答えを察することができます。
(私は解説がついている過去問はすべて解きました。)
過去問道場内の過去問を使って午後試験を解く場合は、以下の2機能を使うと便利です。
過去問道場便利機能
機能①画面の2分割
機能②マーカーを引く
その他過去問を解くときの工夫
過去問を解くのにかかった時間と正答率を記録する
過去問を解くときは是非時間を計りながら解いてください。
かかった時間と正答率をメモしておくことで、試験当日どの分野から手を付けるかや、時間配分の作戦を立てるのに有効に使うことができます。
私の場合、
「大問1つが25分以内で解けるから試験で大問5つ解いても25分は余るので焦らなくてもよさそう」
「サビマネは問題が難しい年でも5割は解けるから優先して解こう」
「監査は早く解けるから一番最初に解こう」
等、考えながら作戦立ててました。
単語メモを作る
答え合わせの時、初めて見た単語や忘れやすい単語を書き写しておくこともポイントです。
午後試験には「よく出るワード」があるので(PKIとか切り戻し作業とかデフォルトゲートウェイとか…)メモしておくとチェックに役立ちます。
また、書き写したものを写真に撮っておけば、試験本番の空き時間にスマホで見返すこともできます。
スマホで撮って、試験本番の日にも見返しました。
自分の字を見返すと少し安心します(笑)
STEP④参考書・単語メモ・勉強した資料等を復習する
過去問をガシガシと解いた後は知識を定着させる作業をしました。
もちろん新たな参考書やWEBを駆使し、いろんな問題に慣れる・新しい単語を学ぶ等もできますが、
言い回しが違ったりすると却ってこんがらがってしまって記憶しにくいです。
なので過去問までやり終えたら、勉強したもの以外の参考書や資料には手を付けず、今まで勉強してきた資料を読み込んでしっかり知識を定着させていきました。
まとめ
今回は私の午後試験の勉強分野と勉強の進め方について紹介しました。
【勉強の進め方(勉強方法)】
①午後試験対策の本を読む。
②選択した分野の範囲を1分野だけ勉強する。
【↓各分野の勉強方法リンク↓】
セキュリティ・ネットワーク
経営戦略
組込みシステム開発
サービスマネジメント・プロジェクトマネジメント・システム監査
③勉強した分野の過去問を解く。
※過去問を解くのにかかった時間と正答率をメモしておく
※過去問で初めてみた単語は必ず控えておく
④他の分野でも②③を行う。
⑤①②を繰返し、知識を定着させる。
※午後試験対策の本
次回からは分野別に具体的な参考資料等を紹介していきます💡
まずはセキュリティとネットワークの分野についてです。
【お知らせ】↓試験対策について、詳しく記載しています↓ ⓪ :試験概要と私のスペック、勉強時間 ① :午前対策(おすすめ参考書と具体的対策) ② :午前対策(過去問道場利用法) ③-Ⅰ:午後対策(おすすめ参考書と分野選択について) ③-Ⅱ:午後対策(勉強の進め方について)(本記事) ④-Ⅰ:午後・分野別対策(セキュリティ・ネットワーク) ④-Ⅱ:午後・分野別対策(経営戦略) ④-Ⅲ:午後・分野別対策(組込みシステム開発) ④-Ⅳ:午後・分野別対策(サービスマネジメント・プロジェクトマネジメント・システム監査) ⑤ :試験前一か月の勉強法 ⑥ :試験当日!持ち物・時間の使い方・試験後の流れ等
コメント
なるねこさん、こんにちは。
以前、~序論~でコメントさせて頂いた、ばびと申します。
あれから、コツコツ勉強を積み重ね、午前はそこまで不安がないのですが、午後の不安感が強く、再度なるねこさんの記事を読ませていただいております。
当記事に、「解説がついている過去問はすべて解きました」と記載がありますが、具体的には何回分くらい解きましたか?
私は現段階で、午後に関しては約12回分解き、何周か回してもいますが、初見では、なかなか安全合格圏内と言えるほどまでに点数が伸びず、一体、何回分解けば伸びるのか?途方にくれているところです…。
気が向けば、返信いただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
ばびさんこんにちは。
午後はよほど得意分野でない限りなかなか点がとれないので不安になりますよね;
私も最後まで不安がぬぐえませんでした。
ただ、合格ボーダーが60%なので、全く解けない大問があっても他の大問でカバーできますし、
得意な大問が回ってくる年とそうでない年があるので、何回か受けてみようくらいの気持ちでいると気持ちが少し楽かなと思います。
わたしの解いた過去問は以下のとおりです。
経営戦略、セキュリティ、ネットワーク→令2秋~H21春の23回分、
プロマネ、サビマネ、監査→令2秋~H25秋15回分
時間的に余裕がなくて間に合わなかったのと、当時解説が公開されてなかったので下の3つは上の3つより解いた数が少ないです。
午後問題は午前の応用とはいえ、内容の深さが段違いなので知識を増やす意味で量をこなしました。
中でも経営戦略は安全性分析・効率性分析に関する大問が何回かでてきたと記憶しています。
問題を解いたら解説をしっかり読んでわからない部分を解消&新たに出てきた単語をメモして暗記していたのは
結構良かったと思います。
後は私の記事にも載せた午後の参考書で暗記もの(ポート番号やネットワークコマンド等頻出ポイントがいくつか載っています)をおさえたり、、
といったところでしょうか。
ネットワーク等分野によってはほとんど大問や小問が被らないのもありますが、いろんな問題に触れて知識をつけることは結構重要視していました。
返信ありがとうございます。
確かに、分野ごと&その時の出題範囲と自分の相性などにも左右され、得点が安定しない気がします。
もはや運ゲーでは?と思うときもあったりして、不安に感じていました。
諸事情で、今秋の受験は難しいため、なんとしてでも春に合格しなければ!と追いこまれて(?)いましたが、仮にダメでも、生涯チャンスがないわけではないですね。
当時解説があった問題に関しては、10年分以上解かれているとのことで、かなり数をこなしているんですね…!
まだ2ヶ月以上期間がありますので、可能な限り過去問を遡ってみることにします。
(ちなみに、過去問道場は、最近、午後の全問題について解説が公開されました)
午前・午後問わず、やはり過去問中心の勉強が効果的なようですね。
そう信じて10回分強取り組み、結果がついてこないので不安に思っていましたが、取り組んだ回数が少ないと捉え、演習を重ねていくしかないですね。
試験費用はかかりますが何回でもチャレンジできるので私は2回とも模試感覚で受けてました。
試験範囲が大きく変わらないのでライフプランにあわせて受験しても全然問題ないと思います。
(むしろそこがこの試験のいいところというか・・笑)
過去問については不安なので数をこなしたところはありますが、結果的に20回近く解くことで不安も少なくなりましたし、
問題文を読むスキル(どこがポイントか、何が問われそうか等)も上がったので方針としては間違っていなかったと思っています。
ラスト3週間を総復習に当てたとしてもまだまだ過去問に触れれると思いますので是非もう少し触れてみてください。
(でも普通どの試験も過去問10回くらいで網羅できるのがセオリーですよね。応用情報試験範囲広すぎ。。苦笑)