こんにちは。なるねこです。
このたび、応用情報技術者試験に合格しました!!!!
2020年5月GW明けから勉強を始めて、2020年秋試験は不合格、2021年の春試験で合格。
基本情報技術者試験を受けてない全くの初学者ですが、無事に合格できました😊
合格を記念して、これから試験を受ける皆様向けに私の勉強方法等を残しておこうと思います。
この回では、本試験の概要と、これから勉強を紹介していくにあたっての私のスペック等を紹介していきたいと思います。
応用情報技術者試験について
試験の位置づけ
応用情報技術者試験は情報分野の国家資格で技術レベル(Lv.)はMAX4のうちのLv.3です!
これだけでも簡単な試験ではないことがわかりますね。
ちなみに上の情報をもっと細かくしたものがこちら(2022年12月現在)
試験要項ver.5.0(pdf)の午前の出題範囲(p.21)から引用しています。
応用情報技術者試験について詳しい情報は下記の公式サイトをご確認ください。
合格率はだいたい20%前後を推移しているのでしっかり勉強しないと合格が難しいです。
時々、『対策特にせず合格できました!』等の記事や動画がありますが、少なくとも初学者では無理です。
逆に言えばしっかり勉強すれば合格できる試験でもあるので勉強して挑みましょう。
試験の申し込み
試験は年に2回。
例年、試験の申込受付が1月と7月に行われ、試験は4月と10月に行われます。
令和5年度(2023)は、4/16(日)が試験です(10月は現在未定(10/15予想))。
上のリンクからIPA(本試験を管轄している組織)のメールニュースに登録すると、試験の受付開始のお知らせを受け取ることもできます。
申し込みはくれぐれもお忘れなく!
試験合格のメリット
合格のメリットはこんなものが挙げられます。
- 高度なIT技術を証明する資格の中でも認知度の高い国家資格である
- スペシャリスト系高度試験の午前試験の一部を免除される
- 手当や報奨金の対象となることがある
- 中小企業診断士、弁理士、技術士など国家試験の一部を免除される
ちなみに私の勤めていた会社(化学メーカーで情報関係ない)は、この試験に合格すると、報奨金として5万円もらえる規則になっていました。
認知度が高いというのも確からしそうです。(退職したのでもらい損ねましたが;)
応用情報技術者試験は午後の勉強が難しい
前述のとおり、私は2回目の受験での合格者です。
1回目の試験の時はとりあえず参考書を読んで、過去問を勉強しました。
その結果がこちら。
午前は合格ライン余裕だったのですが、午後が壊滅的…。
(合格ラインは100点中60点です)
午前対策は何をすれば割と明確なので問題なかったのですが、問題は午後
※午前対策はこちら
午後対策は大問11問のうち、5問を選んで解答する選択問題です。
自分の経験値によって「どの大問を選べばベストか」がかなり左右されます。
それゆえ、対策を教えてくれるサイトとかも見つけにくいんですよね;
わたしも結構調べたのですが、明確な情報が得られず大分困りました。
(具体的なことが書いてあるサイトは結局最後まで見つからなかったので、午後は独自の勉強スタイルをとりました。)
受験者が集う掲示板を見ても、何回も受験されている方を何人もお見掛けしました。
そういったところからも勉強方法で困っている人は多いのではと考えまして、
これから勉強される方、特に初めて情報の勉強をする方向けに、私の合格までに行った対策や参考資料等々を紹介していこうと思います。
※あくまで「私はこう対策したよ!」というもので、合格を保証するものではないことは予めご了承ください。
私のスペックと勉強時間
私の受験勉強開始前の能力(情報レベル)はこちらです↓
見ての通り、情報分野はド素人です。
勉強期間は令和2年5月GW明け~令和3年4月17日(試験前日)。
トータルの勉強時間については記録してないので不明ですが、集中してる時は1日3時間くらい勉強しましたが、全然集中できない時は1週間まるまる勉強しないこともありました。
おそらく私が毎日2~3時間コツコツ勉強できるタイプであれば半年程度の勉強時間が、私のトータル勉強時間に該当するのではないかと思います。
(私は勉強に対する集中力が続かないタイプなのでそもそも難しいのですが;)
応用情報技術者試験、対策記事まとめ
情報初学者向けに、おすすめの勉強法を数パートに分けて紹介しています。
少し長いですが、気長にお付き合いいただければ幸いです🙌
次の記事は午前試験対策についてです。
【お知らせ】↓試験対策について、詳しく記載しています↓ ⓪ :試験概要と私のスペック、勉強時間 (本記事) ① :午前対策(おすすめ参考書と具体的対策) ② :午前対策(過去問道場利用法) ③-Ⅰ:午後対策(おすすめ参考書と分野選択について) ③-Ⅱ:午後対策(勉強の進め方について) ④-Ⅰ:午後・分野別対策(セキュリティ・ネットワーク) ④-Ⅱ:午後・分野別対策(経営戦略) ④-Ⅲ:午後・分野別対策(組込みシステム開発) ④-Ⅳ:午後・分野別対策(サービスマネジメント・プロジェクトマネジメント・システム監査) ⑤ :試験前一か月の勉強法 ⑥ :試験当日!持ち物・時間の使い方・試験後の流れ等
コメント
はじめまして。ばびと申します。
来年春期の合格を目指し勉強中で、午後対策の記事を読み漁っていたら、当記事にたどり着きました。
私の午後の選択予定科目の中で、なるねこさんの選択科目と重複している科目があり、かなり参考になり助かります。ありがとうございます。
試験と直接関係はないのですが、なるねこさんのプロフィールを拝見し、転勤族妻でいらっしゃるとのことで、私も転勤帯同生活をしておりますので、勝手ながら親近感を覚えております。
ITのご経験があまりないようで、+転勤族という条件の中、応用情報技術者取得に踏み切ったのは、どういう経緯があるのか、気になりコメントしています(立ち入った質問であれば申し訳ありません)。
ちなみに私は、独身時代にIT企業(SIer)での勤務歴があり、転勤帯同のため第一線を退きました。約5年の紆余曲折を経て、転勤族でもキャリアを再開させたいと思い、その糸口になれば、と応用情報技術者取得を目指しております。
気が向けば、返信いただけると嬉しいです。
ばびさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
参考になったとのこと、大変うれしく思います!^^
勉強は決して楽ではありませんでしたが勉強に掛けた時間は裏切らない試験です。
出過ぎているかもしれませんが、応援しております。
さて、ご質問の件です。
きっかけは、当方が転勤族妻ということともあり、手に職があると自信になるなと思ったことです。
応用情報技術者試験を受験した理由は、前職の絡みで取ってみたいと思った資格がございまして、応用情報がその試験の二次試験免除ができる資格だったためです。
必修で応用情報を取得する必要はありませんが、応用情報も国家資格ですし、情報分野の知識に触れておくのは今後決してデメリットにならないと思い勉強を始めました。
私事ですが今は子供も希望しているのでキャリア再開まできっとあと3年、4年…。
再就職の時には一から育てて貰える年齢ではないので、少しでも斡旋してもらいやすいようになるべく多くの武器が欲しいところです。
そう考えた時に、他人からでも頑張りがわかりやすい国家資格があれば箔が付くかなと思いました。
返信、ありがとうございます。
別の資格取得のために、応用情報を取得されたんですね。
IT畑ではないのに、合格に至ったとのことで、きっと並々ならぬ努力をされたのだと察します。
国家資格は、民間資格とは異なり、安心感がありますよね。
私も現在子どもを希望しておりますし、転勤帯同で何回も職場を変わるうちに、仕事がいつかなくなるのでは?と不安に駆られ、IT企業勤務歴に箔をつけるべく、勉強に踏み切りました。
転勤やキャリア、子どものことなど、色々と考えますよね。
転勤帯同という私と似た境遇で頑張っておられ、実際に応用情報を取得されており、私も頑張ろう!という気分になりました^^
引き続き、応用情報の勉強がんばります!
なるねこさんの、次の資格取得も、うまくいくと良いですね。
転勤帯同ならではの悩みですよね;
とりあえず資格は我らを裏切らないと思いますし、お互い勉強頑張りましょう!
(ちょこちょこネットで息抜きしつつ笑)
こちらこそあまり似た境遇の方とお話できる機会がなかったのでコメントいただきうれしかったです^^
ありがとうございました!