農家さん直売のお店でよく見かける菊芋。今まで、食べ方もよくわからなかったので特に買おうと思わなかったのですが、POPに「健康促進」の魅力的な文字が。。。少し興味がわいたので調べて調理してみました^^
菊芋の健康効果
たくさんの健康効果がありました。※キク科植物なのでアレルギーがある方は注意してください。
イヌリンが豊富
菊芋には「天然のインスリン」ともいわれる「イヌリン」という成分が生の状態で15%ほど含まれています。イヌリンは食後の血糖値の上昇を緩やかにするほか、おなかの調子を整える整腸作用、血中の中性脂肪を下げるという効果も報告があります。(参考:イヌリンの効果 :: フジ日本精糖株式会社 (fnsugar.co.jp))
でんぷん量が少ない
菊芋は一般的に「芋」と呼ばれるジャガイモやサツマイモ等と異なりでんぷん質をあまり含みません。そのためカロリーもジャガイモも半分以下!カロリーが低いのは酒飲み的にもうれしいですね^^
カリウムが豊富
体の塩分量を調整してくれるカリウムには高血圧の予防が期待できます。含有量はジャガイモの1.5倍で菊芋100gあたりに600㎎程度含まれています。カリウムの一日の摂取基準量が2500㎎(成人男性)なのでだいぶ貢献できそうです。
料理してみました
健康効果を見てすでにルンルンですが、問題は美味しいかどうか。どうも生でも乾燥でも食べられるみたい。なので少し実験です。
①生食
少しスライスして味見してみました。個人的には、う~ん。。といった感じ。あえて生食しませんかね;
②揚げ焼き
<調理方法>
①菊芋を2~3㎜程度の厚さにスライスする。
②フライパンに少し多めのサラダ油をひく。
③中火で焼き色がつくまで揚げ焼きする。(3分程度)
④油をきって塩(好みでコショウも)をふる。
ほんのりごぼうのような土の良い香りとねっとりとしたふかした里芋のような淡い甘さがワインにもビールにもぴったりでした!!ごぼう苦手な夫もたくさん食べてました^^
③揚げ焼き(半乾燥)
菊芋は痛むのが早いので乾燥して保存食にするのがおすすめだそうです。干すと味わいが変わるのかどうか気になったのでためしてみました。
<調理方法>
日中の10時から15時の乾燥を2日。少し回りがチリチリしてきます。
あとは先ほどと同様揚げ焼きをしました。
①菊芋を2~3㎜程度の厚さにスライスする。
②フライパンに少し多めのサラダ油をひく。
③中火で焼き色がつくまで揚げ焼きする。(1分程度)
④油をきって塩(好みでコショウも)をふる。
こちらはカリカリとしてポテトチップスに近い味わいになりました。香ばしくてこちらもまたお酒に合う(笑)乾燥して水分が程よく抜けたおかげで調理時間が短くなったので時短メニューとしても優秀ですね^^
まとめ
すごくおいしかったので今後も我が家の食卓に上りそうです。詳しい情報が旬の食材百科さん(菊芋の選び方と保存方法や食べ方)に載っていたのでご興味あればぜひご覧ください。また新しいレシピを思いついたら発信しようかなと思っています。
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