ホームベーカリーを使い始めて最初、
なんというか、、せっかく手作りしているのになんとなくパサついてたり、味が弱いというか、、、
何とも言えないがっかり感。味わったことありませんか?
しかしそんなはずはない!と試行錯誤をすること1年3ヵ月・・・。
ようやく美味しい食パンが作れるようになったのでご紹介します🙌
トップ画はトーストした食パンですが、焼き立て冷めたてを焼かずに食べる生食パンが最高!
かかる時間は長いですが、手間も洗い物も少なくできるので、是非一度お試しください😊
中種(なかだね)法とは
中種法は時間はかかりますが、楽して美味しいパンが焼けるナイスな方法です!
中種法ではパン生地作成を2段階に分けて作ります。
先にイースト・小麦粉・水を混ぜた生地を発酵・熟成させておき、中種を作ります。
できた中種に残りの材料や、油脂等を入れてパンを作ります。
中種法のメリット
①パンが柔らかくなる
全体の工程時間を長くとることにより十分な発酵・熟成・水和が行われ生地の吸水量が増えるため、パンが柔らかくなります。
②ボリュームが増す
工程を二回に分けることによりグルテン組織がより発達します。
③硬化が遅くなる
①同様、水分が多くなるため硬化が遅くなります。
④作業工程に無駄がない
パン完成までの時間は長いですが、作業時間はほんのちょっと。ラクして美味しいパンができます。
詳しくはこちらの書籍(p66)で読むことができます。
用意するもの(1斤)
【材料】
◎前日作った中種 中種のレシピはこちら (粉175gを使って作った中種です)
◎牛乳 70cc もしくは 脱脂粉乳7g+水63g
◎強力粉 75g
◎砂糖 15g
◎塩 4.5g
◎無塩バター 20g
【道具】
◎ホームベーカリー
◎電子はかり
※私が使っている材料についてはこちらでご紹介しています。
HB(ホームベーカリー)で作る、中種ふわもち食パンレシピ (1斤)
工程①中種を常温に戻す
冷蔵発酵していた場合、生地が15度以上になるまで放置。
冬だと1-2時間くらいかかるかな?
常温発酵中種の場合はそのまま工程②に進みます。
工程②中種をちぎるHBの中で濡れた手で中種を5つぐらいにちぎります。
ちぎった中種は他の材料の上に乗せると混ざりやすいそうなのですが、
面倒なのでHBの中の横の方に置いてます。
最近濡れ手で生地のガス抜きしつつ横に寄せるだけでも結構混ざることが判明。
水分と粉を下に入れれたら大丈夫なのかなーと思っています。
(HBの馬力にもよるかもしれないので初めて行うときは様子見しながらで!🙏)
工程③材料を投入していく
電子秤に中種入りパンケースを乗せてリセットし、牛乳、強力粉、砂糖、塩※を量りながら投入していきます。
※塩はシビアに量りたいので小皿で量って入れると良いです。
※この段階では無塩バターは入れません。
工程④HBでパン作り!
HBの【食パンコース】的なコースで【捏ね・発酵・焼き】を普通の食パンづくり同様に行います。
無塩バターは具入れブザーが鳴るタイミング※で入れています。
※捏ね終わり5分前くらいが目安。
(油脂がグルテン形成を阻害するのでバターは後入れすると美味しいパンが焼けます。)
工程⑤パンを冷ます。
焼き立てパンは柔らかすぎて切れないし水分の蒸発がすごいので、冷めるまで待ちます。
30分はかかります。
私は粗熱が取れたら中種保存で使っていた袋を裏返しにしてかぶせてます。
結構結露しますが、袋をせずにほっとくと少し硬くなります。
工程⑥完成!
冷めたら袋を外し、カットして食べます。
冷めたてのほんのり温かい食パンは是非焼かずにそのまま食べてみて。
ふわもちで最高!!✨
工程⑦保存
翌朝までに食べるなら常温保存。
それ以降になりそうなら工程⑤で裏返して使っていた保存袋を元に戻して入れ、冷凍保存します。
冷凍したパンはラップしてレンジ600wで30秒ほど温めたあと、焼くと良い感じ!
(私は目玉焼きのついでにフライパンで焼いています。中火で蓋して焼くよ。)
コメント